【聞いてみた】全ての団体が笑い合える学祭を~祭の本音と舞台裏を覗いてみた

~市大で奮闘する学生・団体の発信シリーズ企画vol.3~大阪市立大学大学祭実行委員会委員長 大島 宗悟  さん

 

大阪市立大学お役立ちのフォロワーの皆さんこんにちは!

2ヶ月ぶりの【市大で奮闘する学生・団体の発信シリーズ企画】です!!

 

絶賛就活中の筆者、忙しさにかまけてむっちゃ更新サボってましたすいません

 

今回お送りするのは、市大の象徴とも言える「自由な学祭」を縁の下で支える大学祭実行委員会(通称「まつり」)委員長のインタビューです!!

「まつり」といえば 毎回の学祭で身につけている「赤いウインドブレーカー」が印象的です。大車輪の働きで年2回のムーブメントを牽引する彼らの、色々な思いが交錯した感情の一端に触れてきました。

 

と言いたいところですが、今回なんと、、、

「桜前線」を目指せ! ふたば祭実行委員長インタビュー | Hijicho 大阪市立大学新聞

 

企画被りです。お疲れ様でした。

遅かれ早かれ起こりうるとは思っていましたが、普通にインタビューした後に気づきました。

ふたば祭に向けての熱い思いに触れた良い記事ですよね。思わずリマインドしてしまいました。

 

とはいえインタビューをした上で色々とお話を伺えたので我々も筆をとりました!

 

ーいやぁ絶好のインタビュー日和ですね!こんな日は学情1階のツクルマで陽光を浴びながら……

 

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ー ………おはようございます!大阪市立大学お役立ちです。すみません、例の如く段取りが悪く場所を移動してもらいました。

 

大島: 今までの件は知らないですけど。どうも、大阪市立大学工学部機械工学科の大島秀吾です。祭代表です。大丈夫ですよ。なんてったってここは

 

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「クルマ」ですから。

ほぼ同じようなものです。

 

ーフォローが神がかってるんですが。本日はお時間を頂戴してありがとうございました。さっそく色々伺っていきますね。大島さんは普段何をされてるんですか?

 

大島:所属しているサークルはミュージックリサーチクラブ、通称MRという音サです、市大で1番素敵なサークルです。特技はデスボイスです。そして祭とMRでは「でんぷん」と呼ばれて親しまれています。

 

ーでんぷんですか。

 

大島: 新歓での自己紹介の時に好きなポケモンに「イルミーゼ」っていうのがいるんですけど、間違えて「アミラーゼ」と答えてしまって、アミラーゼはまあでんぷんを分解するんですけど、そこから派生して。僕当時髪の毛が緑だ(以下略)

 

ー詳しい経緯を頂きありがとうございます!

いつから祭に携わっているんでしたっけ。

 

大島: 2016年の12月ですね。気づいたら所属していました。

 

ーいやいやいや笑 何かしらの並々ならぬ決意があったんじゃないですか。

 

大島: まあざっくりいうと祭のメンバーは音楽サークルから毎年選ばれることになっていて、僕はそこから入っていったという感じです。誤解を恐れずにいうと きっかけはそんなもんですよ笑

 

ー祭の慣習(※)というものを伺いました。現行のルールだと音サがやらなかったら誰がやるんだという話ですよね。

※大学祭実行委員会は代々音楽サークルに所属する部員から選出されることになっている。

 

大島: もちろん個人的に学祭に関わっていくのは好きですよ笑

僕ボカロが好きなんですけど、去年ボカロ部のステージに照明として携わった時は本当に楽しかったですよ。好きなことだから余計に、自分が仕事を全うできているかTwitter見ながらビクビクしていました笑

 

ー人それぞれですけど、横断的に団体に関われるのは魅力の1つなんですかね。

Twitterと言えば少し前から断続的に学祭の運営費についての議論が取り沙汰されていましたね。

これについては祭としてはどのようにどう考えているんですか?

 

大島: 考え、として伝えられているかはわかりませんが僕の知りうる限り学祭の運営費は正しい用途で使われています。

何より僕達自身も毎年多大なお金を祭に投資しています。祭のメンバーである以上に自分たちが市大生の1人として学祭に関わっています。

学祭中に振舞われるお酒もステージも各サークルが捻出しているはずです。

どうしても、そういった憶測が出てきてしまうのは仕方がないことですけどね。

 

ーよくわかりました。一市大生としての僕はそう信じています。

色々な苦悩があるとは思いますし、そんな中で代表をされているのはどうしてですか。

 

大島: まあこれもきっかけはシンプルじゃないですかね。当年度の学祭中に決定がなされるんですけど、1年間を通してみて「まあ、でんぷんなら」という形だったんだと思います。別に皆を引っ張って行こうという柄ではないんですけど性格的なところなんだと思います。

 

代表になってからの僕個人の思いとしてはサークルとか部活が身内で盛り上がっていく、というよりは学祭という場を使って交流の輪を広げてほしいなって気持ちはめちゃくちゃあります。今はそれで頑張れているかなぁ。携わっている他のメンバー達もそう考えてくれているんじゃないかなあと思ってます。

 

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ー「まつり」って僕達が知らないところで本当に縁の下の力持ちでいてくれて、僕達はその上に成り立っている自由を享受しているとおもうんです。

これからの「まつり」のあり方とか学祭の姿としてどんな形が理想的なんでしょう。

 

大島: 本当は1サークルから1.2人祭に出してもらえるのが理想なんだとは思いますよ。学生によって学祭への関わり方がどうしても違うんで仕方ないですけど。

 

僕が言っても説得力があるかはわかりませんが、学祭の準備段階から当日まで「まつり」のメンバー3人くらいで市大の全ての電気を扱っています。

感電とかの大事故の危険は常にありますよね、普通に命懸けです。

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ー苦労を知ってほしい、というわけではなく、関わっていらっしゃることや制度が 可視化されている状態であれば、運営がきちんとなされているということはすぐに伝わるような気がします。

 

大島: あとはとにかく各サークルが本当に色んな形で盛り上がってくれることが1番なんじゃないかと。

なんとなく思い描いているのは音サのライブ中にダンスサークルが加わって踊り出す、みたいな笑

そこに来ているお客さん同士の交流が生まれますよね。

 

ー学生に限らずそこに関わる人達にとっていい空間であってほしいですよね。

最後に一言お願いします!

 

是非ふたば祭ではMRのステージに来て下さい!デスボイスを披露します。じゃないか笑

頑張ってやってるよ!というアピールではなく、「まつり」は、学祭に足を運ぶ一人一人の方にとってめちゃくちゃ楽しい時間を作るために邁進していることを知っていただけたらと思います。

折角の大学生活、学祭は夏休みの中の夏休みですから笑

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 大島さんから感じたのは、自分の今いる環境をポジティブに捉えてそれをどのように「学祭」という共通の舞台に還元していこうかという志、そしてそこに同居している葛藤でした。

「まつり」の当事者になることはなくても、会場に足を運んでみて、正しい情報を得ながら、市大らしい学祭について考えてみるのもいいかもしれません。


というわけで

第13回 ふたば祭は

4/19〜4/21 開催です!

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